スタッフブログをご覧の皆さま こんにちは!
蕨歯科クリニック アシスタントの小林です。

行楽の秋といいますが、10月の週末は天気が悪い日が多く…
あっという間に11月と思えば それも半分が経過しました。
来月には12月なんて1年が本当に早く感じますね(´-`)

さて今回は皆さまからいただいた疑問や質問にお答えする
>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.35です。

Q)金属の被せ物の下のむし歯はわかるものですか?
というご質問でした。

A)厳密に言うと当院で行った治療に関してはわかるとお答えすることができます。

まず、外からはわかりませんので、レントゲン撮影をすることになります。
レントゲン写真を見たことがある方は多いと思いますが、
見方について聞いたことがないかもしれないですね。
当院ではよくこうお話させて頂くのですが、
レントゲンでは硬いところほど白く、柔らかいところは黒く写ります。
そのため金属の詰め物などは白く、酸で歯が溶けてしまっている状態にある「むし歯」は黒く写ります。

なぜ当院で行った治療ならわかるのかというと、
レントゲンではむし歯を削った後の土台となるお薬も黒く写ってしまうためです。
もし、当院で過去に治療をした箇所であれば、
金属の詰め物や被せ物の境目が問題ない限りは、
当たり前ですが しっかり むし歯は取っているので、
むし歯ではない、土台のお薬ですとお答えすることができます。

しかし 他院さまで行った治療に関しては、
土台の薬が黒く写っているだけなのか、
治療の際の取り残したむし歯なのかはっきりとわからないのが現状です。

レントゲンを撮るタイミングは、初めて当院を受診された時や
痛みの原因を特定する時などですが、
メンテナンスで定期的に通院していただいている患者さまには、
前回の撮影から1年、2年経過した際にレントゲンの更新をお話しさせていただいています。

レントゲンでは歯を支える骨の状態や歯茎の中に着いた歯石も確認することができます。
特にむし歯は歯と歯の間にできやすいため、視診だけではなく
写真を撮ってしっかり確認していく必要があります。
歯科衛生士が行う歯周病の検査やクリーニングとは違い、
歯科医師がレントゲン写真とお口の中を照らし合わせながら、
全体的なチェックと咬み合わせなどを確認しています。

レントゲンとなると放射線量が気になるとのお声も頂きますが
〝医科〟と違い〝歯科〟のレントゲンは非常に微小な放射線量になります。
特に当院のレントゲンはデジタルタイプですので、
飛行機で東京・ニューヨーク間を往復する時に受ける量よりも低いレベルで、
ご心配はいらないと思います。

早い段階で治療の必要な箇所の発見ができれば、
大きく削らなくて済む可能性や回数がかからずに治療が完了できる可能性もあります。
メンテナンスとレントゲンのWチェックでさらにお口の健康を保っていきましょう‼︎

 

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