みなさんこんにちは
蕨歯科クリニックチーフ衛生士の田村です

年も明け、今年2020年はオリンピックイヤーですね!
たくさんの選手達の活躍が、ここ日本で見られると思うと
今から楽しみですね〜(*^^*)
今年も頑張っていきましょう⭐︎

今回のおはなしは、
みなさま治療後に経験されたことはあるのではないでしょうか?
「銀歯をセットして治療を終えたはずなのに、まだ歯がしみてる‥」

治療後に銀歯がしみるとこは珍しいことではありせん。
《理由》
① 神経が過敏になっている
治療直後は、麻酔をする、歯を削るというむし歯の治療において、
神経が強い刺激を受けたことにより過敏になっている時期でもあります。
削られた刺激で歯の内部が炎症を起こし、
痛みを感じやすくなることもあります。
神経のダメージを回復するのには、ある程度の時間が必要です。

② 銀歯は熱を伝えやすい
金属は熱の伝導性が高いので、熱いものや冷たいものを食べると
神経に直接その刺激を伝えやすい特性があります。
そのため、銀歯に近い神経は刺激を感じやすく、
飲食をするたびにしみたように感じるのです。

治療後の歯がしみると不安になりますよね。
しかし多くの場合、治療直後のしみる感覚は過敏になった神経によるものです。
しみやすい状態がしばらく続くと、歯は自分で神経を守ろうとして、
神経を囲むように新しい歯をつくります。
この新しい歯とは、【二次象牙質】というものです。
二次象牙質がだんだん厚くなってくると、
刺激が神経に伝わりにくくなり、しみにくくなってきます。

痛みが取れるまでの期間は、歯の状態や人によって、
1〜2週間から数ヶ月ぐらいまで様々です。
大抵の場合は、数週間ほどで徐々に症状がやわらぎ、
落ち着くことがほとんどですので、
あまり刺激を与えず少し様子を見てみてください。
ただ、数週間経っても症状が改善されずに痛みが増してきた、
また、何もしなくても痛みが出てきた、といった場合は
噛み合わせの具合や神経の状態を確認させて下さい。

 

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