みなさん、こんにちは!

歯科医師の清水です。

11月に入っても夏日が続くと思っていたら、急に寒くなってきました。

栄養と休息をしっかりとって、体調を崩さないようにお気をつけください。

 

今回は患者様からいただいた質問をご紹介したいと思います。

 

>>蕨歯科クリニックでよくある質問コーナー Q&A vol.123

 

Q.ドライマウスの場合、市販のスプレーなどを使った方が良いですか?

 

A.「ドライマウス」とは、口腔乾燥症、文字通り、お口が乾燥する症状のことです。

 

口の中のヒリヒリ感や、舌や頬粘膜のはりつく感覚がある場合は、

お口用の保湿スプレーを用いるのも効果的です。

 

お口が乾燥すると、話しづらくなったり、舌や頬などの粘膜が赤く、ヒリヒリしたり、

口臭が気になるなど、様々な症状が出ます。

 

とくに冬の時期は湿度が下がり、空気が乾燥しやすくなることもあり、

お口の乾燥感を気にされる方が増えてくるように感じます。

 

口腔乾燥の原因は、たくさんありますが、自己免疫疾患(シェーグレン症候群)、

ストレス、加齢、特定の薬の服薬などが代表的です。

 

唾液を出やすくするためには、いくつか代表的な方法を挙げます。

 

①水分を積極的にとる

身体の水分が足りないと、乾燥しやすくなり、お口が乾燥しやすくなります。

 

②唾液腺をマッサージする

唾液は、唾液腺という組織から出てきます。

大きな唾液腺は、耳下腺、顎下腺、舌下腺(下記の写真上から順に)の3つがあります。

円を描くようにくるくると優しくマッサージしてください。

③リラックスする

ヒトは自律神経によって生活を維持されていますが、副交感神経が優位の状態、

つまり、休息やリラックスしている状態のときに唾液が多く出ます。

リラックスできる環境をつくり、休息をとることも大切です。

 

冬になるとさらに乾燥してきます。身体を温めて、寒い冬を乗り切りましょう!

 

 

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