みなさまこんにちは、蕨歯科クリニック院長の木村と申します。
コロナの影響で自粛、時短診療など
みなさまには大変ご迷惑をおかけしました。

現在は通常診療を行なっていますが、
消毒、滅菌体制は念を入れて徹底しています。
そして歯科医師会からの発表で
歯科医院から患者さんへの感染は
まだ1例も認められていないということです。
これも安心できる材料かと思います。

第二波が来ないように、
これ以上コロナで悲しみが生まれないように
心よりお祈りいたしております。

 

今回のブログは、
診療中に患者さんからいただくご質問を回答するシリーズの50回目になります。
>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.50

Qインプラントは身体に合う、合わないはありますか?(アレルギー反応など)

A 合う方合わない方がいるかという問題ですが、
残念ながらインプラントはチタンという金属でできており
絶対数は他の金属に比べ圧倒的に少ないのですが
金属アレルギーの報告は若干数あります。

 

 

それではインプラント治療というものは安全ではないものなのでしょうか。
そもそもインプラントというのは
1965年にブローネンマルク博士が確立した治療法になります。

新しい治療と見るか歴史ある治療と見るかは
人によって分かれるところですが
50年以上のエビデンスがある治療ということにはなります。
50年以上の間、現在に至るまで研究に研究を重ねて
今のインプラントに進化してきました。

インプラントで最長の寿命のものは
治療が確立した当初に入れたインプラントが
その患者さまが亡くなる40年間存在していたとのことです。

インプラントは歯科だけの特別なものと思われがちですが
医科でも人工関節、骨折したときのプレートなど、
これも骨と結合するチタンになります。
医科でも使用されているものですので
歯科だけの特別な材料ではありません。

何故チタンを体内に入れるかというと、
チタンは人体に優しく強固な材料だからです。
そして医科、歯科でこれほど日常的に多用される材料ですので
安全な材料と考えるのが正しいと思います。

もっというならば、保険の詰め物で使用する
金銀パラジウム合金という金属の方が
チタンよりも何十倍も金属アレルギーの報告があります。
それでも(一部異論はありますが)
一般的に使用して日々お口の中にセットしています。
もちろんチタンアレルギーが不安な方は
アレルギー検査をすることもできますので、
遠慮なくお申し付けください。

 

 

 

◆蕨歯科クリニックのインプラント治療の特徴◆
蕨歯科でのインプラント治療は次のような観点から、
皆様に安心して選んで頂いています。

① 院長は先生を教えるインプラントの先生
院長の木村はインプラントメーカーで歯科医師に向けて
インプラントの施術の講師として指導に当たっています。
プロに教えるプロの技術に安心して頂いています。

② 院長は口腔解剖学の先生
歯科衛生士学校で口腔解剖学(骨、神経、血管などの学問)の
非常勤講師をしています。
インプラントでは、神経や血管の走行、骨に対する知識不十分さから
トラブルが起こるケースが多いと言われています。

③ 高性能CTを完備
3次元的に診断することによって、オペの安全性は大幅に向上しています。
CTを導入している歯科医院は全国の1~2%ほどです。

④安全安心の衛生管理
当院の手術環境は大学病院並みに安全な環境を完備しています。
一般診療での滅菌レベルも非常に高いのですが、
手術環境ではより一層の滅菌レベルを確保しております。
ディスポーザブル(使い捨て)にできるものは
全てディスポザーブルとし、
滅菌機にかけられるものは全て滅菌処理を徹底して行っています。
その他に心拍数、酸素飽和度、心電図など
患者さまの状態の常にモニタリングできる設備により、
急なアクシデント(心拍上昇、血圧加工)に対応できる薬剤等も
完備されています。

 

蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで
丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」