こんにちは!
蕨歯科クリニック、歯科医師の小杉です。
1月も後半になり寒さも増してきましたね。
また雨もあまり降らず、空気が乾燥していますので、
インフルエンザも流行しているとニュースで取り上げられるようになりました。
手洗いうがいの対策をしっかりとって、予防に努めたいと思います。
さて、今回は「おやつ」についてお話ししていきます。
蕨歯科クリニックでは、お子さんを診るとき口腔内だけではなく、
その食生活にも注目しています。
また、多くの保護者の方が気にされることのひとつが、
むし歯になってないか、また予防はどうしたら良いか?にあります。
むし歯のリスクを避けるために食べるものに注目することは、
永久歯より小さくエナメル質が薄く弱い乳歯には重要なことです。
まず、むし歯になりやすいものとは、
糖分の高いものというイメージはあると思います。
その中でも、とりわけショ糖といういわゆる砂糖に多く含まれています。
食事でも砂糖を摂取していますが
味付けに使う程度であれば、さほど影響しません。
ところが、チョコレートやクッキー、キャラメルなどに含まれる砂糖の量は多く、
また粘度が高いため口の中に残りやすいのです。
また、こういったものはあまり噛まずに食べられるものなので、
通常より唾液なども出にくいため、
これも口の中に残りやすい要因のひとつになります。
では、おやつに何を食べればいいのか?
オススメは自然の甘みのあるもの、
例えばイチゴやりんご、バナナなどの果物や
トウモロコシやサツマイモの野菜、ヨーグルトやチーズなどです。
加工されてないもの、
イチゴでもイチゴジャムであったり
ヨーグルトドリンクも砂糖が多く含まれてつくられているものは、
避けた方がいいものになります。
もし、いまチョコレートを食べていて
今日から一切なし!は難しい……というのであれば、
少しづつ食べる機会を減らしてみてください。
また、チョコレートの種類を
キシリトールなどむし歯になりにくい砂糖を使ったものに切り替えるのも
いいかもしれません。
ただし、キシリトール入りと書いてあっても
ショ糖の含まれるものもありますので、注意が必要です。
当院では、キシリトール100%のチョコレートを販売していますので、
是非試してみてくださいね。
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