こんにちは、蕨歯科クリニック院長の木村と申します。

 

気づけばもう9月、今年も終盤に入ってきました。

後3ヶ月皆さまも2021年に悔いが残らない充実した1年になるよう願っております。

 

今回は患者様からいただいた質問を紹介させて頂きます。

 

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.77

 

Q)インプラントを入れていてもMRIは撮れますか?

 

A)はい、一般的なインプラントではMRIの撮影には支障がありません。

MRIとは強力な磁石と電波によって検査をする機器になります。

MRIは磁石を使用している為、磁力を持っている金属は発熱したり、

画像が歪んだりします。

 

インプラントはチタン製の為、磁力を持っていないので

発熱などの事象は起こりません。

インプラントに限らずお口の中の歯科金属も

磁力を持っていない為同様に問題は起こりません。

 

 

 

 

 

ただし、当院では用いませんが

歯科用インプラントの中でも磁性アタッチメントと言って

入れ歯を磁石で固定する治療方法もあります。

 

この治療を行っていると磁石を使っているので

MRIの撮影時は、必ずかかりつけ医と相談してください。

 

他に医療用インプラントとして用いられる

ペースメーカー、人口内耳、人工関節、脳動脈クリップ

などはMRI撮影時にかかりつけ医と相談が必要になります。

 

ちなみに、インプラント(implant)とは、

体内に埋め込まれる器具の総称であり、

医療目的で広く行われ、人工歯根(デンタルインプラント)、

骨折・リウマチ等の治療で骨を固定するためのボルトなどを言います。

 

MRIに関して、インプラントの磁性アタッチメント治療は、

それほど多く用いられるものではありませんので(当院では行いません)、

歯科ではほとんど気にする必要はないでしょう。

医科用の上記に当てはまるインプラントを使用している場合は注意が必要です。

 

もちろん不安なことがありましたらいつでもご相談ください。

 

 

 

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