こんにちは。
蕨歯科クリニック事務の細川です。
寒い日が続きますね、みなさん体調に気を付けてお過ごしください

さて、今日も患者さんからいただいた質問にお答えしていきたいと思います。

蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.41

Q.子供にお菓子をあげるタイミングはいつがいいですか?
A.人間の口は、一度食べ物を入れると酸性になり、むし歯のリスクが上がります。

お口の中が中性に戻るのは、だいたい2時間かかります。
と、言う事は、2時間以内にダラダラ食べ続けているとずっと酸性の状態で、歯が溶け続けていく事になります。

ステファンカーブというこの図をご覧になったことはないでしょうか。

お口の中のpH(ペーハー)濃度を飲食後から測定したことを表したものです。
通常お口の中はpH6.8で中性の状態と言われています。ご飯を食べたり、

おやつを食べることでむし歯菌の出す酸により、お口の中のpHが酸性になっていきます。
このように、お口の中が酸性になったものを唾液等の働きで、

中性に戻るのに必要な時間をグラフにしたものがステファンカーブといいます。

 

 

子供の歯は大人の歯よりずっと柔らかく溶けやすいので、このような状態ではすぐにむし歯になってしまいます。

ですので、朝ごはん、昼ごはん、夕ごはんの時間が決まったらその時間の中で、昼ごはんから2時間空いていて、

なお且つ夕ごはんまでに2時間の空き時間があるタイミングがベストです。

例えば、12時に昼ごはん、3時に間食、5時から夕ごはんなどのタイミングであれば、問題ないと思います。

間食に関して、小児にとっては1回に食べられる量が少ないため、

重要なエネルギー補給、栄養補給という認識があるので、間食をさせないというのは考えものです。

間食の内容もしっかり考えて頂いて出来るだけ人工甘味料ではなく自然の甘味料のものがよろしいかと思います。

これはむし歯の観点だけではなく情操教育の観点からも重要だと考えられています。
ちなみに、野菜や果物、ナッツなどの豆類、チーズやプレーンヨーグルトなどがオススメです。

蕨歯科クリニックでは「歯医者さんが作ったチョコレート」という商品をお取り扱いしています。
キシリトールを使用しているので、むし歯にならないチョコレートです。

よく噛んで、しっかり食べて、きちんと歯みがきをしておきましょうね。

 

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