スタッフブログをご覧の皆様こんにちは!

蕨歯科クリニックアシスタントの伊藤です。

まだまだ暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしですか?

私は、朝晩過ごしやすい気温になってきているので

もうすぐ秋が来るのかなとたのしみになっています(^ ^)

 

さて今回は暑い夏の季節に食べる機会が増える

冷たい食べ物やアイス!

そんな時に気になる知覚過敏についてお話していきます。

 

まず知覚過敏症状は、

歯の内側にあるやわらかい「象牙質」が露出してしまうことで発生します。

象牙質は歯のエナメル質の内側にある組織です。

象牙質には無数の象牙細管が歯の中心に向かって伸びています。

象牙質がむき出しになると、

外部からの刺激(冷たい飲みものなど)が象牙細管を通って

歯の内側の神経に伝わり、

結果として瞬間的に鋭い痛みを感じるようになります。

これが知覚過敏症状の痛みの特徴です。

 

 

知覚過敏の主な原因は2つあります。

1つ目はエナメル質の摩耗です。

エナメル質は歯の外側、表面を覆う硬い組織です。

体の中で一番硬い組織ですが、

時間の経過と共に摩耗することで

内側の象牙質が露出してしまうことがあり、

これが知覚過敏症状の原因になることがあります。

2つ目は歯茎の後退です。

健康な歯ぐきは、健康な歯の基本です。

歯ぐきの後退が進行するにつれ、

象牙質が露出してしまうことがあります。

 

知覚過敏予防には、

毎日のお口のケアに良い習慣を取り入れることが大切です。

ご自分で今日から実践できることもあるので

ぜひ取り入れてみてください!

 

知覚過敏症状を防ぐハミガキを使用する

シュミテクトはシミる痛みを予防します。

1日2~3回のハミガキがおすすめです。

 

歯茎を傷つけないためのハブラシを使用する

当院でおすすめしているハブラシ(ピセラ、ルシェロ)は

歯茎を傷つけない為に設計されていて、

歯茎へのダメージが最小限になります。

市販のハブラシは歯茎を傷つけてしまう可能性がある為

あまりお勧めはしません。

 

歯ぎしり予防

歯ぎしりをされる方、

または朝起きた時に歯がシミる方は、

できるだけ早く歯科医師にご相談することをお勧めします。

 

毎日ハミガキとフロスを行う

ハミガキやフロスを使ってお口の中を清潔に保つことは、

歯ぐきの後退を引き起こす歯周病予防に有効です。

これは、歯ぐきの後退で起こる知覚過敏症状の予防にもつながります。

 

歯科医院で定期的に検診を受ける

歯科医院に長い間行っていない場合は、今すぐ検診を受けましょう。

 

歯を頻繁に、強く磨きすぎない

歯を強く磨きすぎたり、頻繁に磨きすぎたりすると、

歯ぐきの後退や歯のエナメル質の摩耗につながることがあります。

これらは、象牙質の露出につながり、

結果として知覚過敏症状の原因となる場合があります。

 

お口の健康を維持するためのハミガキ方法、頻度や、時間については、

ぜひ歯科医師にご相談ください。

 

 

 

 

 

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