新年あけましておめでとうございます。
蕨歯科クリニック院長の木村です。
2021年は大変お世話になりました。
2022年も患者さんの為になる医院を目指して邁進して行きますので
何卒よろしくお願い致します。
蕨歯科の日々の診療、ミーティングで何かを決めるときなどの
スタッフ全員が共有しているコンセプトとして
「本質的な予防を実践して患者さんの人生を笑顔にする」
と言うものがあります。
この言葉は私自身拠り所にしていて、
蕨歯科の方向性、経営判断を選択する時に
この選択は本質的な予防になっているかどうかを判断します。
私の考える本質的な予防とは何かと言うことですが、
これは患者さんへ安心感を与えられるかと言うことです。
患者さんへ安心感を与え信頼される歯科医院になり得るかと言うことです。
本質的な予防が何故患者さんへの安心感と結びつくかと言うと、
本質的な予防とは患者さんへの行動変容を促すことだと考えています。
歯科と言うのは、予防と言うのがシンプルです。
患者さん自身が毎日
歯ブラシ、フロス、タフトブラシ、歯間ブラシなどを使用して
口腔内を清掃する習慣を獲得すること。
そして歯科医院は痛くなったら行くのではなく
痛くならないように定期的にメンテナンスに通うと言う習慣を獲得する。
これが行動変容です。
清掃、メンテナンスの習慣が獲得していれば
まず口腔内に問題が起こることはありません。
なんだそんな事って思うかもしれませんが、
現に私たち歯科医療従事者は自身の口腔内の清掃を毎日行い
口腔内に問題が起こっていません。
私たちも定期的にメンテナンスは院内で受けています。
メンテナンスが治療よりも非常に大事という認識も
共有して実践しています。
この習慣の獲得と言うのが非常に難しいところです。
ここで重要になってくるのが、
歯ブラシ、メンテナンスと言うものが大事だという価値観を
私たちと同様に共有できるかと言うことです。
言い換えると私たちの考えを患者さんに受け入れて頂けるか
と言うことになってきます。
そうです、安心は信頼に代わり、
信頼を得ることによって私たちの考えを受け入れて頂くと言うことが
本質的な予防に繋がると考えています。
私の考える本質的な予防とは
医院での新しい機器を導入して
より患者さんが快適で質の高い医療の提供、
歯科医師、歯科衛生士からの施術はもちろんですが、
患者さんが医院に来院した際に
受付の笑顔での挨拶から医院の環境、隅々までの掃除、
患者さん個々人の徹底した滅菌、
患者さんの要望をしっかりお聞きするカウンセリングなど
医療以外でも患者さんに安心感与える全ての業務を
本質的な予防医療として認識して誇りを持って行っております。
2022年は新しい仲間である、歯科医師、歯科衛生士も入職して
さらに万全な体制で患者さんを受け入れて行きます。
2022年初旬にはメンテナンスのコンセプトを見直しして
1からメンテナンスのやり方を見つめ直します。
新しい機器も導入して
更に予防効果が高く患者さんが通院しやすいメンテナンスの
提供をお約束します。
2022年も蕨歯科は更なる邁進をする為に
スタッフ一同精進していきますので何卒よろしくお願い致します。