こんにちは😊衛生士の木村です。

2022年が始まりましたね❗️

1月に入り朝晩の寒さも厳しさが増し体がこたえます。

みなさん、体調に気をつけて今年も頑張っていきましょう❗️

 

さて、今回のブログは患者様からの質問を紹介させて頂きます。

 

蕨の歯医者によくある質問コーナーQ&A vol85

 

Q )歯肉の下がった所は元に戻りますか?

 

A)まず歯肉は何故下がるかということですが、2つ理由があります。

一つ目は歯周病に罹患して腫れてしまった歯肉が

腫れが引いて治っていく過程で下がる場合です。

二つ目は患者さんの歯ブラシのやり方が誤っていて歯肉を擦ってしまい、

その機械的刺激で下がってしまう場合です。

どちらも残念ながら原則は戻りません。

なぜ原則は戻らないかというと、戻す方法もあるからです。

それは、他の場所の歯ぐきを下がった場所に持ってきて貼り付ける

外科手術をともなう方法です。

ただこれはあまりお勧めできません。

歯ぐきがくっつかない時にもっと下がってしまうからです。

 

他にも、歯肉が元々薄いタイプだったり

(歯肉や顎の厚さにも個人差があるため)

特に上下の前歯は歯肉が薄い部分になるので下がりやすい場所になります。

また、歯ぎしり食いしばりなどによって歯に過度な力がかかっている。

(噛み合わせの不具合や噛む力が強い)

などがあります。

 

歯肉が下がることを歯肉退縮というのですが、

歯肉退縮が起きると次のような症状が起こります。

 

○知覚過敏

○歯と歯の間に物がつまりやすくなる。

○歯が長くなったように見える。

 

歯肉退縮を予防する方法としては

◎定期検診に継続的に来院し、クリーニングをし、歯周病の予防をする。

歯医者にしばらく受診されていない方はしっかりと全体検査を行い、

歯周病の検査、歯周病であればしっかり治療をする。

 

◎正しい磨き方でブラッシングをする。

蕨歯科クリニックでは歯ブラシ指導や補助用具の指導もおこなっています。

 

歯周病は初期の段階はあまり自覚症状がないため

気づかないうちに進行していきます。

歯ぐきが下がってきてなんだか最近歯がしみる。

という方や、最近歯科に受診されてなかった方、

気になる症状がございましたら、ぜひお早目に受診してくださいね。

 

 

 

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