スタッフブログをご覧の皆さま こんにちは

蕨歯科クリニック アシスタントの小林です。

 

目まぐるしい気温の変化に体調が追いついていかないですね…

夏バテにならないようにしっかり食べて、しっかり休みましょう‼︎

今回は患者さまからいただいた質問にお応えしたいと思います。

 

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.93

 

Q.口呼吸は治した方が良いですか?治す方法はありますか。

 

A.口呼吸は様々な症状を引き起こす可能性がありますので

早い段階で治すことをおすすめします。

まずは口呼吸になる原因を解消するのが重要ですので、

鼻詰まりが原因という方は耳鼻科を受診することをおすすめします。

 

以下では口呼吸を続けることのリスクもご紹介していきます。

 

◆むし歯や歯周病の進行、口臭

 

唾液には重要な役割がいくつかあります。

細菌の増殖を防いでくれたり、食事をして酸性状態になったお口の中を

中和してくれたりと たくさんの作用があります。

口呼吸を続けることで口の中が乾燥し、唾液が減ることによって

これらのむし歯や歯周病へのリスクが高くなります。

そして口の中の細菌が増殖することで口臭が強くなります。

 

◆歯並びの悪化

 

舌には本来正しい位置があります。

普段から口呼吸をしていると舌の筋肉が弱くなってしまい、

正しい位置にキープをすることができないために

前歯が出てきてしまうなど歯並びに影響します。

 

◆アレルギーなど、病気になりやすい

 

鼻呼吸であれば鼻の粘膜や鼻毛、繊毛などにより

細菌の侵入を防いでくれるのですが、

常に口呼吸でいることで細菌、ウイルスなどが直接体内に入ってしまうので

風邪や扁桃炎を起こしやすくなります。

特にお子さんが口呼吸かどうかを早めに気づいて

治してあげることも重要です。

こんな状態に心当たりはないですか。

 

・よく口がポカンと開いている

・喉が乾きやすい

・鼻が詰まっている

・クチャクチャ音を立てて食事をしている

・いびきをかく

 

 

もし該当するものがあれば口呼吸をしている可能性があります。

口呼吸の改善には

大人であれば寝ている間にお口に専用のテープを貼るなどできますが

お子さんはそういうわけにはいきません。

そこで試していただきたいのが

“あいうべ体操”という舌のトレーニングです。

特に道具は必要なく、お子さんでも簡単にできるものなので

是非やってみてください。

 

 

口の健康は色々なところに繋がっていきます。

自分は口呼吸かもしれないという方は、

正常に鼻呼吸ができるようにぜひトレーニングしてみてください。

 

 

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