蕨歯科クリニックでは、患者さまが不安なく治療に集中していただけるよう、医院内の空気の衛生面にもこだわり、医療用空気清浄機「エアロシステム」を導入しております。

エアロシステムは一般的な据え置きタイプの空気清浄機の約7～10倍の処理能力があり、院内に浮遊する歯牙や金属・プラスチックなどの切削片をはじめ、唾液や汚染物質、ホコリ、ウィルスなどを吸引し、空間を衛生的に保ちます。

歯科治療で使用する器具等は細菌やタンパク質、血液などの汚れを完全に取り除く滅菌という処置を行った後、患者さまのお口の中で使用しますが、滅菌前の洗浄がきちんと行われていないと、滅菌の精度も低下してしまいます。

そのため、当院では滅菌器での処置を行う前に器具除染用洗浄器「IC Washer」によって、洗浄・消毒・乾燥を実施しております。

全自動で器具の溝や内部の細部まで高温洗浄・消毒ができるため、より精度の高い洗浄が可能となります。

歯科治療で歯を削る際は、歯牙の切削片や唾液、つめ物・かぶせ物などの切削片が空気中に舞い上がります。

虫歯を削った際の歯牙の微細な切削片や唾液には、細菌が含まれているため、他の患者さまが吸い込んでしまった場合は院内感染が起こるリスクがあります。

そのため、当院では治療時に一般的な口腔内バキュームに加え、口腔外バキュームを使用し、感染物質の飛散・飛沫の防止に努めております。

蕨歯科クリニックでは、タービン（ドリル）専用の滅菌器を完備しております。歯科治療で使用するタービン（ドリル）は、血液や唾液をはじめ、細菌やタンパク質などの汚れが付着します。

タービンは構造が複雑で溝などもあるため、より精度の高い滅菌処置が必要となります。

タービン専用滅菌器は機器内を真空にすることによって、タービン内の空気を取り除き、高温・高圧の蒸気を隅々まで行き届かせることができるため、精度の高い滅菌が可能となります。