こんにちは!

蕨歯科クリニック、歯科歯科助手の伊藤です。

6月に入り梅雨の時期になりましたね。

雨の日が多くありますが、好きな音楽を聞いて気分を上げて楽しみたいと思います♫

 

さて、今回は患者さまから頂いた質問にお答えしていきたいと思います。

 

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A  vol.115

 

Q 睡眠時に口を閉じている為、口の中に酸素が少ないと口臭がきつくなりますか?

 

A 「酸素が少ないと口臭がきつくなるか」の件につきましては、

細菌には好気性菌(酸素が好きな菌、主に歯ぐきより上にいるむし歯の菌)、

嫌気性菌(酸素が嫌いな菌、主に歯ぐきの中にいる歯周病の菌)などの細菌の種類がありますが、

今回の口臭との関連につきましてはあまり関係ないと思われます。

 

口臭の原因は胃腸の不調からくるもの、食材(にんにくなど)などの原因を除き、

お口の中の細菌が口臭を引き起こしています。

起床後に口臭を感じる理由は睡眠中に唾液の分泌が少なくなるためです。

何故唾液が少なくなると口臭がするのかと言うと、

唾液には抗菌作用がありこの抗菌作用によって起きている時は

細菌の増殖が抑えられ口臭が抑えられています。

睡眠中、唾液が少なくなるとお口が乾燥して細菌が増殖するため起床時に口臭がします。

予防するには寝る前にしっかり歯磨きをすることです。

 

簡単に口臭の対策についてご紹介していきます。

対策に関して口腔内を清潔にすること、あとは口腔内を乾燥させないことが一番です!

 

①歯をよく磨く

口臭対策は基本は歯磨きです。

口臭は食べかすなどの汚れが口の中の細菌と反応することで発生してしまいます。

毎日丁寧に歯を磨き、食べかすや歯垢など、口の中の汚れをしっかり落としましょう。

歯磨きの際には歯ブラシだけでなく、

デンタルフロスや歯間ブラシも活用すると良いでしょう。

口の中を清潔に保つことで口臭の原因となる汚れや口臭を作り出す細菌を減らすことができます。

 

②舌苔の除去

口臭の直接的な原因となる舌苔を除去することで口臭がおさまる可能性があります。

鏡で舌を確認して舌苔が目立つようなら舌清掃を行いましょう。

ただし、舌は非常に柔らかく傷つきやすい組織なので、

舌清掃は歯磨きのように食事後毎回するのではなく、

舌苔のたまり方は個人差がありますが、週2~3回程度で十分です。

掃除しすぎると舌の粘膜を傷つけてしまう可能性があります。

専用の舌ブラシや舌クリーナーを用いて優しく掃除しましょう。

ブラシやクリーナーは舌の奥から手前に一方通行に動かすようにしてください。

舌苔があるからといって、必ずしも強い口臭があるとは限りません。

口臭を気にしすぎるあまり舌を傷つけてしまうことがないよう、磨きすぎには充分に注意しましょう!

 

 

③よく噛んで食べる

唾液の分泌は咀嚼などの刺激によって促されるため、

よく噛んで食べることで唾液の分泌量を増やすことが出来ます。

普段から食事の時にはよく噛んで食べることを意識し、唾液の分泌を促しましょう。

また、食事以外のときにも、よく噛む食べ物であるガム等を

食べることで唾液を分泌させることができます。

 

④鼻で呼吸する

口内の乾燥を防ぐためにも鼻で呼吸することも重要です。

口で呼吸をしている人はすぐに口が乾燥してしまいます。

口呼吸をしていて口の中が乾燥しやすい人は、鼻で呼吸することを意識してみましょう。

 

またご自身で口臭についてご不安に思ってることなどございましたら

いつでもご来院いただき歯科医師、歯科衛生士にご相談いただければと思います。

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