ブログをご覧の皆さんこんにちは!
蕨歯科クリニック衛生士の星です。
寒い日が続いていますね、、
風が冷たく、外にでる際にはマフラーと手袋がかかせません(><)
暖かくなり桜が咲くのが待ち遠しいです
今回のブログでは患者さんからの質問をご紹介します。
>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.17
Q)どのくらい歯を磨かないと歯石になるのでしょうか?
A)歯石とは、プラーク(歯垢)が唾液中のカルシウム成分などにより
石灰化という石のように固まる現象が起こり歯の表面にこびりついてしまうものです。
唾液腺の開口部(唾液がでてくるところ)は歯石がつきやすくなります。
分かりやすいところですと、下の前歯の裏側です!
近くには舌下腺の開口部があるので、磨き残しがありプラークがしっかり落とせていないと
歯石がつきやすくなります。
また、歯石は表面が凸凹になっているため、細菌がつきやすく
プラークが形成されやすくなります。
そのためついた歯石をそのままにしておくと、歯周病を悪化させる原因にもなってしまいます。
では、どれくらい歯を磨かないと歯石になってしまうのでしょうか?!
一般的にプラークが形成されるまでは24時間かかると言われています。
その後、石灰化が始まるのが4〜8時間後、また2日後には50%、
12日後には立派な歯石になってしまいます。
歯石をつきにくくするために!
以前も一度お話しした事があるかと思いますが、
歯磨きがどんなに上手な方でも(私たち歯科衛生士でも)
歯ブラシだけではお口の中の汚れの60%ほどしか落とすことはできません。
歯ブラシとデンタルフロスや歯間ブラシを併用し使うことで
80〜90%まで汚れを落とすことができます。
時間をかけて丁寧に歯磨きをすることが大切です。
そして、歯ブラシだけではなく補助的清掃用具(フロスや歯間ブラシ)を併用して
歯と歯の間の細かいところの汚れも落としましょう。
また歯石がたくさんついてしまう前に定期的に歯科医院でのクリーニングを
お受けになることが有効です。
歯科医院では特殊な器具を使用して歯石をキレイに落とすことができます。
当院では超音波スケーラーと言って、水の噴射を使って汚れなどを除去しますので、
大きな痛みもなく、すっきりとした爽快感さえあります。
そして、専門の歯科衛生士が日頃の歯磨きで苦手な部分や、磨き方の癖などをもとに、
お手入れ方法をご提示させて頂いています。
お口の中の健康を一緒に守っていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。
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