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タバコを吸っていると歯周病になりやすいですか?

投稿日:2025年12月22日

カテゴリ:スタッフブログ

スタッフブログをご覧の皆さま、こんにちは!

蕨歯科クリニック、歯科衛生士の高野です。

12月中旬に入り、街中がクリスマスやお正月の雰囲気に包まれ、

キラキラと輝く季節になりましたね✨

寒さで外に出るのが億劫になる時期でもありますが、暖かくして素敵な冬をお過ごしください。

 

さて今回は、患者さんからいただいたご質問にお答えしたいと思います。

>>蕨歯科クリニックによくある質問コーナー Q&A vol.170

Q. タバコを吸っていると歯周病になりやすいですか?

また、タバコを吸っていない人は歯周病にならないのでしょうか?

A. タバコを吸っているかどうかで歯周病になる・ならないが決まるわけではありません。

ただし、喫煙している方は歯周病が重症化しやすく、

進行を助長してしまうことがあると言われています。

歯周病の主な原因は、プラーク(細菌のかたまり)です。

歯みがきが不十分だと、歯の表面にプラークが付着し、その中に含まれる歯周病菌が増殖します。

すると、歯ぐきが腫れたり、歯を支えている「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨が徐々に

溶かされていきます。

そのため、歯ブラシだけでなく、フロスやタフトブラシなどを併用し、

歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目まで丁寧に磨くことが、歯周病予防にはとても大切です。

このように、歯周病の直接的な原因は喫煙の有無ではありません。

しかし、タバコには末梢血管を収縮させる作用があるため、血流が悪くなり、

免疫力が低下します。その結果、喫煙していない方に比べて歯周病が重症化しやすく、

症状に気付きにくくなる傾向があります。

また、歯ぐきの血流が悪くなることで、歯周病の検査時に出血が起こりにくくなり、

実際よりも症状が軽く見えてしまう場合もあります。

さらに、喫煙者の歯石は硬く付着しやすいため、除去が難しく、

歯周病を悪化させる一因にもなります。

 

適切なブラッシング方法については、メインテナンスでご来院の際に詳しくお伝えしております。

ご不明な点や気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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