既往歴や服用中のお薬と歯科の関係について
投稿日:2024年9月30日
カテゴリ:スタッフブログ
スタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。
歯科医師の清水です。
夜は少しずつ涼しくなってきましたが、 昼間はまだまだ暑いですね。
体調を崩さないよう、ご自愛ください。
さて、今回のブログは既往歴・現病歴( 今までかかった病気や今治療中の病院) と歯科の関わりについてお話しします。
みなさんは内科や耳鼻科など、お医者さんにかかっていたり、 お薬を処方されていたり、治療を受けていたりしませんか?
問診票には飲んでいるお薬や通院中の病気がないか伺う項目があっ たり、来院時にお薬手帳を確認させていただくことがあります。
他の病気で飲んでる薬は、歯科には関係ないのでは?
医科で受けている治療や手術は、歯科に関係ないのでは?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、お口の中に影響を及ぼす病気や薬は多く存在します。
例えば糖尿病
日本国内でも比較的有名な病気です。
軽度から重度まで症状がありますので、食事指導をされている方、 薬を飲んでいる方、インスリンを注射している方など、 一括りにできず様々です。
糖尿病と歯周病はとても関係していて、
どちらかの状態が悪いと、 お互いに悪影響を及ぼすと言われています。
また、ヘモグロビンA1cの値が高い場合、 抗生物質を術前に飲んでいただいたり、 感染のリスクが高い場合は当院での抜歯が難しく紹介になることもあります。
このように、提案した治療をスムーズに受けられなかったり、 歯周病の状態が思うように改善しなかったりすることもあります。
事前にお身体の状態を把握しておくことで、 先回りして対処できることもあるかもしれません。
こちらからかかりつけのお医者さんと連携することもできますので 、ご不安な方は一度相談してみませんか?
新しい薬をもらったり、新しく病院にかかることになったときは、 当院のスタッフまでお知らせください。
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丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」
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