虫歯は全て黒いものでしょうか?|蕨駅徒歩1分の蕨歯科クリニック

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虫歯は全て黒いものでしょうか?

投稿日:2024年3月26日

カテゴリ:ブログ

ブログをご覧の皆さんこんにちは!蕨歯科クリニック衛生士の星です。

関東も梅雨に入りジメジメとスッキリしない日が続いていますね。天気が悪いと気分もなんだかどんよりしてしまうので梅雨が明けてスッキリと晴れる日が待ち遠しいです!

今回のブログでは患者さんからの質問をご紹介したいと思います。

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.26

Q) 虫歯は全て黒いものでしょうか?

A) 基本的には虫歯は黒くなります。大人に多いのは、虫歯がゆっくりと進行しいく慢性的な虫歯です。「脱灰と再石灰化」を繰り返し黒くなっていきます。ちなみに、「脱灰」とは、歯の表面の固いエナメル質という部分が溶け出す状態です。

これは、むし歯の原因菌となる細菌が食物中の糖を取り込み、分解して酸を生み出し、リン酸カルシウムのハイドロキシアパタイトを溶かしてしまう過程になります。半面、エナメル質の表面を唾液が酸を中和する働きがあり、エナメル質の表面が再び石灰化され、元の状態に戻っていきます。この様が「再石灰化」です。 黒い虫歯は、削ってみるとさほど深くなく、浅く広範囲に広がっていることが多いのが特徴です。 歯の溝が薄く黒くなり始めている程度(エナメル質表面にとどまっている程度)であれば削ることなく注意深く歯ブラシを行い、経過観察というかたちで様子を見ても問題ありませんが、虫歯が進行していたり(象牙質まで進行している場合)穴があいてしまったりしている場合は治療が必要になります。 しかし、黒いものだけが虫歯ということはありません。急性虫歯は乳歯や生えたての柔らかい歯に多くみられます。急速に虫歯が進んでいき、象牙質まで達しても黒くならないこともあり、白くグズグズしています。

見た目では小さそうな虫歯でも内部で大きく侵食されている場合があるため、レントゲン写真を撮影して虫歯の大きさを確認することが重要です。

痛みがないから虫歯ではない!ということはありません。痛みがないからといって虫歯を放置してしまうと、どんどん虫歯が進行してしまいます。

虫歯が神経まで到達すると、痛みがでてきてしまい、神経の治療が必要になってしまうので痛みが出る前に治療をすることが重要です!

虫歯は定期的に歯科医院でチェックをすることが大切です。目で見ただけでは分かりづらいこともあるので、レントゲン写真も1年に一度撮影をし、しっかりと確認をすることをおすすめします。歯科医院での定期検診を受けお口の中の健康を守っていきましょう!!

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