いよいよ2020年になりました。
今年は、日本でオリンピックが開催されるなど
ワクワクが止まらないです(^^)/
素晴らしい1年になりそうですね。
歯科衛生士の広瀬です。

今回は患者さんからの質問で、「緑茶は、歯周病にいいのですか?」
と言う質問がありましたのでブログに記載させて頂きます。

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.40
Q)緑茶が歯周病にいいって本当ですか?

A)本当です。

緑茶の中には、抗炎症作用がある「カテキン」が含まれているので
歯周病予防に有効だと言われています。

 

また、歯周病の原因となっている歯垢は、歯磨きでも完全に除去することが難しく
定期的に歯科医院による検査、クリーニングをすることが大切です。
日常でも食後に緑茶を飲んだり、緑茶でうがいをすることで、
緑茶に含まれるポリフェノールが
歯垢の付着をある程度防ぐ効果もあるので、予防に有効だと言えるでしょう。

加えて、緑茶に含まれるフッ素は、むし歯予防に有効です。
またまた、緑茶に含まれるフラボノイドは、口臭対策に有効です。
色々知ると、緑茶パワーは凄いですね‼️
しかし、緑茶にはカフェインが含まれているので、飲み過ぎには注意しましょう。

 

 

関連して「では、烏龍茶はどうでしょうか?」
実は、最近の研究では、むし歯予防には烏龍茶の方が効果的という結果も出ています。

 


甘いものを食べると良くむし歯になると言われますが、
これは、甘い糖分とむし歯がくっつくことで、グルカンが生成されます。
このグルカンがむし歯を引き起こす成分になります。
大阪大学歯学部らが調べたところ、烏龍茶は、緑茶に比べ、
6倍もグルカンを減らすことが明らかになったと言うのです。
これも驚きの結果ですね。
実験を行った大嶋博士によると
「動物実験の結果から、烏龍茶ポリフェノールに
デンタルプラーク形成に対する強い抑制作用のあることは分かっていましたが、
ヒトで、烏龍茶を飲むだけで、これほど明確なプラーク沈着の抑制作用が認められるとは
思っていませんでした」とコメントしているそうです。

よく、食後にお茶でぶくぶくする大人をマナー違反という方もいますが、
日本の伝統的な緑茶も、中国4000年の歴史の烏龍茶も、
先人の知恵が詰まっているんですね。

 

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