ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
蕨歯科クリニック 歯科衛生士の斎藤です。

あっという間に2020年も6月も半ばになり、
お洗濯が乾きづらい梅雨の季節となりましたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回のブログでは、患者さんからの質問をご紹介していきたいと思います。

 

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.49

Q. 歯ブラシをすると出血するが、歯ブラシを続ければ出血はおさまりますか?

A. もちろん止まります。

歯茎は新陳代謝が非常に活発な部位です。
ある実験によれば、被験者の大学生に1週間歯を磨かせずに
歯肉炎(出血する状態)を起こさせて、
そこからしっかり歯ブラシを毎日させたところ、
ほとんどの学生が2週間以内に出血が止まったそうです。

そもそも、どうして血が出るのか?

歯科医院で歯石を取ったり、ご自宅で歯ブラシの時に
血が出ると、たいてい歯肉を傷つけてしまったと思われがちです。
しかし、その実態は、そこで細菌と白血球が戦っているせいなのです。

細菌の塊である歯垢が歯と歯肉の境目に溜まると
毛細血管がそこに寄ってきて、
自分の体を守る白血球がここに集まって来ます。
歯肉が赤く腫れて見えるのは、このせいですし、
細くて弱い血管なので歯ブラシで簡単に破れて血が出てしまうのです。

つまり、歯ブラシを当てて血が出るのは、
そこにいつも磨き残した細菌(歯垢)がいる、というシグナルなのです。
したがって、血が出てしまったから磨くのをやめるのでなく、
血が出る部分は特に歯磨きをしっかりしなければなりません。

 

 

ご自宅での時間が増える今でこそ、
もう一度ご自身の歯磨きについて、見直してみる良い機会かもしれませんね(^^)

当院では、患者様一人一人に合わせた、ブラッシング方法と
補助器具のご提案をさせていただいております。
些細のことでも構いませんので、分からない事があれば、
お気軽にお声掛けください!

 

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