こんにちは
衛生士の木村です。
食欲の秋がやってきました!
美味しそうなスイーツを見つけるとすぐに買ってしまうのですが、
甘い物はやっぱり癒されますね
さて、今回のブログは「蕨の歯医者によくある質問コーナー」Q&A vol.56です。
Q)電子たばこのアイコスは歯にヤニはつかないのですか?
A )電子タバコのアイコスへのご質問は色々ありますが、
皆さん少し誤解されている部分があるかもしれません。
以前にも健康被害は少ないのですか?というご質問もいただきましたが、
アイコスとは副流煙、匂いなど他者への配慮をしたタバコです。
他者への影響以外は紙巻タバコの影響となんら変わらないという認識が
正しい認識です。
Q)アイコスは抜歯後に吸ってもいいですか?
A )吸わないでください。
アイコスは普通のタバコと違い一酸化炭素は少ないと言われていますが、
ニコチン、タールは煙に含有されていますので
吸っていい理由には残念ながらなりません。
アイコスは個人の健康よりも周囲への環境のために開発されたものであって、
紙巻タバコと同等の健康被害はあるということを認識してください。
タバコの煙には三大有害物質であるニコチン、タール、一酸化炭素の他にも
70種類以上の発がん性物質が含まれています。
喫煙が口腔内に与える影響としては、
ニコチンには血管収縮作用があり、血流が悪くなる、
傷を治そうと組織を作ってくれる細胞の働きを抑制してしまいます。
一酸化炭素は組織への酸素供給を妨げます。
タバコを吸っていると炎症が表面化しづらく、
歯周病が発見しにくく進行しやすいという面もあります。
タバコのヤニが歯の表面につくことによって、
歯の表面がざらざらしているのでプラークもつきやすくなります。
ある統計データによると
歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍になる上に、
重症化しやすくもなります。
喫煙は歯周病のリスクを高めます。
蕨歯科では歯周病の検査をおこない、
歯周病治療の説明もしっかりさせて頂いています。
何か気になることがあればお声掛けください。
先日、たばこもまた値上がりしています。
喫煙されている方には、耳が痛いかもしれませんが、
この機会に禁煙にチャンレジして頂くことをお勧めします。
蕨駅前 予防歯科を中心に小児、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで
丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「蕨歯科クリニック」