みなさんこんにちは

蕨歯科クリニックチーフ衛生士の田村です

寒い日の中にも春を感じさせる暖かい日もでてきましたね(*^^*)

早くも花粉も飛び始めているみたいなので、

そろそろ対策もしていこうと思います!

 

さて、今回は患者さまからいただいた質問をご紹介したいと思います。

 

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.63

 

Q 唇の両端が割れた時におすすめの治療方法はありますか?

 

A 唇の両端(又は片方)が荒れたり、切れたりする「口角炎」は

栄養不足による免疫力の低下による場合が多いので、

ビタミンB群の摂取が1番有効だと考えます

 

 

《症状》

口角(唇の左右両端の部分)は、顔の中でもとくに皮膚が薄く、

刺激を受けやすい、荒れやすい性質をもっています。

口角炎は、その口角に炎症が起き、唇の端が赤く腫れた状態になり、

皮がむけたり、かさぶたになったりする病気です。

また、唇が乾燥する、深く亀裂するなどの症状もあらわれます。

発話や食事の際にしみたり、大きく口を開けると口角が裂けるため、

痛みをともない、炎症を繰り返してしまうのも特徴のひとつです。

 

 

 

 

 

《原因》

原因の一つとして考えられるのが、カンジダ菌(カビの一種)による感染です。

通常は皮膚にカンジダ菌が付着しても問題ありませんが、

疲労やストレスで免疫力が下がると増殖し、

口角炎を引き起こします。

他にも、乾燥や唇をなめる癖、栄養不足、アトピー、

化粧品による刺激が原因となることもあります。

中には、糖尿病などの病気や、

治療中の薬剤によって口角炎が起こりやすくなる場合もあります。

 

《対処法&予防策》

1.唇・口角をなめない、触らない。

※唾液には消化酵素が含まれているため、それが刺激となり、

唇の乾燥を助長させてしまいます。

2.刺激の少ないワセリンやリップクリームで保湿する。

3.ストレスや疲労をためず、十分な睡眠をとる。

4.ビタミンB群を摂取する

(ビタミンB2:ヨーグルト、牛乳、卵、ほうれん草など)

(ビタミンB6: 魚・牛肉・豚肉・レバーなど)

5.抗真菌薬・抗菌薬の軟膏の塗布

 

 

 

 

 

症状の改善がみられない、炎症が1週間以上続いている場合は

皮膚科や口腔外科の受診をおすすめしますが、

蕨歯科クリニックの歯科医師、スタッフに相談下さい。

 

 

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