スタッフブログをご覧のみなさま
こんにちは!
蕨歯科クリニックアシスタントの伊藤です。
6月に入り暑い日が続いておりますが
やっと関東甲信地方で昨年に引き続き、
平年よりも遅い梅雨入りが発表されましたね(^^)/
じめっとする梅雨の時期に気分を上げるために
新しい傘を新調しようと考えております♪
さて今回のブログでは患者さまからの質問をご紹介していきたいと思います!
蕨の歯医者によくある質問コーナーvol 71
Q 肩こりがあるから食いしばるのか?食いしばるから肩がこるのか?
A まずこの質問の前提として
食いしばり=肩こりというのはシンプルすぎるので
あまり考えとしておすすめ出来ません。
肩こりの影には全身疾患が隠れている場合もありますのでご注意ください。
さて質問の答えですが、
「乳酸がたまるから走るのか、走るから乳酸がたまるのか」
という質問に変えると分かりやすくなるかもしれません。
当然ですが走るから乳酸がたまります。
肩こりも筋肉の緊張により血行が悪くなり生じる可能性があります。
なぜ、食いしばりと肩の血行が関係あるのかは
寒い日をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
寒い日は肩に力を入れた状態で、
グッと食いしばって寒さに耐えようとするのは
イメージしやすいと思います。
噛む筋肉と肩は連動していますので、
試しに肩をリラックスしたまま食いしばってみてください。
すごく不自然で食いしばれないと思います。
そして自然に肩に力が入ってしまいます。
このように結局は噛む筋肉の緊張により引き起こされた肩こりもある
ということですので、
「どちらもなきにしもあらず」と言うことになります。
当院では無意識に食いしばり、歯ぎしりをしてしまって
お体の不調を感じる患者様も多くいらっしゃいます。
そこで当院での食いしばり、歯ぎしりの治療方法をご紹介致します。
【ご自身でできること】
1 自覚する
まずは歯ぎしりや食いしばりをしていることを自覚するのが大切です。
まずは下記のチェック項目をみて
ご自身でセルフチェックを行なってみましょう!
☑食いしばり、歯ぎしりセルフチェック
□舌の外側や頬の内側に噛み跡がついている
□歯がすりへってきている
□肩こり・頭痛がする、顎がだるい(特に朝起きた時)
□口を開けると音がなる、または痛みがある
□歯茎にこぶのような固いものがボコっと出ている
2 意識する
・肩の力を抜く(ストレスをためない)
・普段から上下の歯が当たっているか確認をし、当たっていたら離す
・痛い方で固いものをかまない
・頬づえをつかない
・安静にする(気にして刺激しない)
・冬場は防寒対策をしっかりする(寒い時は歯を食いしばりやすい為)
【歯科医院で出来ること】
3 ナイトガード(マウスピース)をつくる
透明なプラスチックでできた薄いガードを歯にはめて、
強い歯ぎしりの力から歯を守ります。
厚さ:1mmと3mmがあります。(通常は1mm)
費用:保険適用の3割負担の方の場合で、5000円程度です。
4 かみ合わせの治療をする(※上下の歯に被せ物入れている方のみ)
被せ物を調整してかみ合わせをいい状態にします。
5 ガムを噛む
ガムを噛んでいる間は食いしばることができないのと、
リラックス効果も期待できます。
※砂糖が入ったガムはむし歯になるリスクが高い為、
歯科医院専用のキシリトールガムがオススメです。
詳しいことは、歯科医師、歯科衛生士にお気軽に相談下さい。
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