みなさんこんにちは

蕨歯科クリニックチーフ衛生士の田村です

 

梅雨真っ只中ということで、

週間天気予報を見ても傘マークが多く並んでますね。

梅雨時期は気圧の変化により不調が出やすくなると言われてますので、

十分な睡眠と栄養補給を心がけていきましょう。

 

さて、今回は患者さまからいただいた質問をご紹介したいと思います。

 

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.72

 

Q.マウスウォッシュ(洗口液)は歯を磨く前と後ではどちらが効果的ですか?

 

A. お口の中の汚れ(細菌)をできる限りとり、

清潔になった歯磨き後がおすすめです。

歯を磨く前に使う人もいますが、それでは効果がありません。

 

 

マウスウォッシュは、基本的には口の中の雑菌を殺して、

むし歯や歯周病、口臭をケアする働きがあります。

※むし歯や歯周病などを直接治す医薬品ではありませんので注意して下さい。

 

歯磨き後、適量を口に含んでクチュクチュすすぎます。

マウスウォッシュをなるべく全体に行き渡らせることが、

使用効果を高めるポイントです。

 

またマウスウォッシュを口に含んですぐに吐き出してしまうと

殺菌効果は期待できません。

15秒から30秒は口腔内に留めてから吐き出すようにしましょう。

 

ここで重要なことは、

マウスウォッシュは歯磨きの代わりとなるものではないということです。

口の中の雑菌を除去する効果しかありませんので、

歯にこびりついた汚れ、歯垢などはブラシ等で落とす必要があります。

マウスウォッシュをしたとしても、歯の隙間に歯垢や食べカスがあれば、

それらからすぐに菌が繁殖してしまいます。

数十秒のうがい程度では、歯垢や歯と歯の間の汚れなどは落ちませんので、

きちんとブラッシングを行いましょう。

 

マウスウォッシュの効果を長持ちさせたい場合は、

マウスウォッシュの直後の飲食、うがいは控え、

できる限りそのまま液を口内に留めましょう。(目安としては30分)

 

そして、マウスウォッシュのし過ぎも禁物です。

口の中には、一定数であれば害のない、あるいは、必要な常在菌も存在します。

マウスウォッシュのし過ぎはその常在菌までも排除してしまうため、

口内環境を乱す原因になるとも言われます。

もしマウスウォッシュを使うのであれば、

多くても1日2〜3回までに留めましょう。

 

最近は、様々な種類のマウスウォッシュが販売され、

ノンアルコールタイプやオーガニックタイプなど、

刺激の少ないタイプのマウスウォッシュもありますよね。

商品によっては使用方法が異なる場合もありますので、

注意書きをよく読んで効果的に使っていきましょう(*^^*)

 

 

 

 

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