みなさんこんにちは!

蕨歯科クリニック、チーフ歯科衛生士の田村です。

 

2023年始まりまして、毎年毎年、あっという間の1年なので、

今年こそ、しっかり1年の目標を立てて、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います✨

 

今回は患者さまからいただいた質問をご紹介したいと思います。

 

>>蕨歯科クリニックでよくある質問コーナー Q&A vol.105

 

Q.深い虫歯を治療した後、神経はいつ死んでしまいますか?

 

A.このまま神経は死なない場合もありますし、1日、数ヶ月、数年後に死んでしまう場合もあります。

 

神経はなるべく抜かないに越したことはありません。

ですので、蕨歯科クリニックでは、できる限り神経を残すように治療を進めていきます。

神経を抜いた歯と神経を抜かない歯を比較した場合、神経を抜いた歯は歯質が弱くなり、

破折や抜歯などのトラブルが起こりやすく、歯の寿命が短くなると言われています。

 

深い虫歯を治療した場合には、歯の神経近くまで削ったことにより、歯の神経が弱り、ダメージを受けている場合があります。

そのため、虫歯の治療を行ってもしばらくの間、歯がしみたり、痛みが続くことがあります。

この時、歯は神経を守ろうとして、神経を囲むように新しい象牙質をつくります。

これが第二象牙質とよばれるものです。

その第二象牙質ができあがると刺激は神経に直接伝わらなくなり、しみなくなります。

しみや痛みが落ち着くまでの期間は、歯の状態や人により違いますが1~2週間から1年ぐらいまで様々です。

 

ただし、あまりに虫歯が酷かった場合は神経が回復しないこともあるので、

痛みが長引き神経の回復が見込めない場合は神経自体を除去する治療が必要になってきます。

 

⚠️むし歯の治療後に神経の治療が必要な場合のチェック項目

①何もしなくてもズキズキ痛い(自発痛)

②冷たいものなどでしみた後に、何秒か痛みが継続する(持続痛)

③歯肉におできができた(フィステル)

④噛むと痛い

⑤冷たいものより温かいものの方が痛い

 

※特に①②は大事なポイントになります。

治療後に持続痛はなく冷たいものが少ししみる程度であれば神経が健康に生きている証ですので、

びっくりしないで下さい。

ただし、わざと冷たいものや温かいものを当てたりして、

テストすることは神経にダメージを与えてしまうので、絶対にしないようにしましょう。

 

このように、自分の歯に感心をもって治療にのぞまれることはとても大切ことだと思います。

遠慮なく、何でも聞いてください。

 

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