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「プラーク」と「歯石」について

投稿日:2025年10月13日

カテゴリ:スタッフブログ

スタッフブログをご覧のみなさんこんにちは!

歯科衛生士の萩野です。

 

10月に入り、涼しい日も増えてだんだんと秋の訪れを感じるようになりました。

過ごしやすい季節になりましたが、体調を崩しやすい時期でもありますので、

みなさんどうぞお体に気をつけてお過ごしください。

 

今回は「プラーク」と「歯石」について、お話していきたいと思います。

 

「プラーク」と「歯石」の違い、知っていますか?

どちらも歯の表面につくものですが、実は性質も落とし方もまったく違うものなんです。

 

プラーク(歯垢)は、食べかすなどを栄養にして細菌が増えた、やわらかいネバネバした塊です。

1mgのプラークの中には、およそ1億個もの細菌が存在すると言われており、

この中の細菌がむし歯や歯周病の原因になります。

プラークは歯ブラシやデンタルフロスでしっかり落とすことができるので、毎日のセルフケアでの

除去がとても大切です!

 

一方で、歯石はそのプラークが唾液中のカルシウムやリンなどのミネラル成分と結びつき、

時間の経過とともに硬く固まったものです。お口の中では、唾液の出口がある下の前歯の裏側や

上の奥歯の頬側などに特に付きやすい傾向があります。

一度石のように固まってしまうと、セルフケアでは落とせないため、歯医者でのクリーニングで

除去する必要があります。

歯石の表面はザラザラしており、その上にさらにプラークが付きやすくなるため、放っておくと

歯茎の腫れや出血、口臭、歯周病の進行にもつながってしまいます。

 

「市販で売ってるスケーラーで、自分で取ればいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、

市販のスケーラーを使っての自己除去はとても危険です。

慣れない器具を使って見えにくい場所を無理に触ると、歯を傷つけてしまって表面が粗造になり、

かえってプラークや歯石が付きやすくなってしまったり、歯ぐきを傷つけてしまって

細菌が入り込み、炎症を起こしてしまうこともあります。

歯石は必ず、歯科医院で専用の器具と安全な手順で除去しましょう!

 

当院では、クリーニングの際にプラークの染め出しを行い、

磨き残しが多い場所を一緒に確認していきます。

さらに、歯ブラシの当て方や動かし方、デンタルフロスや歯間ブラシの使い方など、

患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせたセルフケアのアドバイスも行っています。

 

「しっかり磨いているのに歯石がすぐつく」「磨いているつもりなのに、いつも同じ場所に

汚れが残る」

そんなお悩みがある方は、ぜひ一度クリーニングでご相談ください。

毎日のセルフケアとプロのケアを上手に組み合わせて、

健康で清潔なお口を一緒に守っていきましょう!

 

 

 

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