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洗口剤のネオステリングリーンとコンクールFの違いは?

投稿日:2025年10月27日

カテゴリ:スタッフブログ

 

みなさんこんにちは。

蕨歯科クリニック副院長・歯科衛生士の田村です。

金木犀の香りに癒され、過ごしやすい秋を感じたのも束の間、

朝晩と冷え込みが強まり、肌寒くなってきましたね。

インフルエンザも流行期に入ったようなので、手洗いうがいを忘れずに、

体調管理に注意していきましょう✨

 

今回は患者さまからいただいた質問をご紹介したいと思います。

>>蕨歯科クリニックによくある質問コーナー Q&A vol.168

.洗口剤のネオステリングリーンとコンクールFは何が違うのですか?

.どちらもお口の中の殺菌効果のある洗口剤になります。違いとしては、主成分が異なります。

【ネオステリングリーン】

主成分:ベンゼトニウム塩化物

効果効能:口腔内の消毒・殺菌、抜歯創(抜歯後の傷口)の感染予防

【コンクールF

主成分: グルコン酸クロルヘキシジン

効果効能:むし歯の発生および進行の予防、歯肉炎の予防、歯槽膿漏の予防、口臭の防止

洗口剤に関しての注意事項⚠️

・希釈して使用すること

・抜歯後の頻繁、激しいうがいは控える

・歯磨きの代わりにはならないので、ブラッシングはしっかり行いましょう!

ブラッシング後の洗口がより効果的です。

ネオステリングリーンは医療機関で処方される医療用医薬品で、

主にベンゼトニウム塩化物を有効成分としています。

この成分は高い殺菌作用を持ち、抜歯後の感染予防に効果があります。

 

コンクールFは市販薬で、主成分であるグルコン酸クロルヘキシジンには、

細菌の繁殖に12時間抑制効果(プラークの成育抑制効果)があります。

そのため、日常的な予防用途に適しております。

 

当院としては、手術直後であればネオステリングリーンで直接殺菌して感染防止、

手術前であればコンクールFで、プラーク(細菌)がつきにくく感染しづらい口腔内を作る

という用途で、みなさんに使っていただいております。

洗口剤は市販でも沢山の種類があります。

迷われる方も多いと思いますので、お気軽に歯科衛生士までご相談下さい。

 

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