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酸蝕症(さんしょくしょう)をご存知ですか?

投稿日:2024年3月26日

カテゴリ:ブログ

ブログをご覧のみなさん、こんにちは!歯科衛生士の加藤です。少し前に雪が降りましたね。寒いのが苦手な私は、春が待ち遠いです…

突然ですが、みなさんは酸蝕症(さんしょくしょう)をご存知ですか?
酸蝕症とは…酸性度の強い食べ物や飲み物によって歯が溶けてしまう病気です。軽度のものまで入れると4人に1人が酸蝕症になっていると言われています。 歯の表面のエナメル質が溶けて、その下の象牙質が露出してしまうので冷たいものがしみたり、歯が透けて見えるようになってしまうのです。みなさんは、運動をするときなどにスポーツドリンクを飲みますか?運動をするとき以外にも飲むことはあると思いますが、このスポーツドリンクの主な成分のうちのアミノ酸・クエン酸は疲労回復などに効果があり運動をしたときに、体にはとても良い役割をしてくれます。ですがこのアミノ酸・クエン酸は歯にとってはあまり良いものではありません。

アミノ酸・クエン酸などの酸によって歯が溶かされ、酸蝕症になってしまう可能性がありますからです。歯の表面のエナメル質が溶かされるのは、pH5.5といわれています。スポーツドリンクはpH3.5くらいなので酸性度が高い飲み物になります。

その他にも炭酸飲料や栄養ドリンク、チューハイやワインなどは酸性度が、かなり高い飲み物になるので注意が必要です!

酸蝕症になると歯が柔らかい状態になるので、むし歯になりやすくなってしまいます。対策としては、酸性度の強い飲み物をちょっとずつ長い時間をかけて飲まないこと!酸が歯に長く触れることになってしまうので、酸蝕症のリスクを高めてしまいます。

運動をしている時は、スポーツドリンクを飲んだ後に 水をひと口飲むこと! 酸性に傾いたお口の中を水で戻すことを目的としています。   酸蝕症は、酸性度の強い飲み物を好む人が なってしまうわけではなく… 逆流性食道炎によって引き起こされることもあります。 胃酸が口の中に流れ、歯を溶かしてしまいます。

歯は酸にとても弱いので、酸性のものを摂取する場合は注意が必要になります!歯を強くするために、フッ素配合の歯磨き粉を使用することもお勧めです

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