みなさんこんにちは

蕨歯科クリニックチーフ衛生士の田村です

梅雨真っ只中ですが、湿度も気温も一気に上がった気がして、

夜も蒸してますね〜😵

バテないように頑張っていきたいと思います!

 

今回は患者さまからいただいた質問をご紹介したいと思います

 

>>蕨の歯医者によくある質問コーナー Q&A vol.92

 

Q.フッ素は歯ブラシでこすると、とれてしまいますか?

 

A.フッ素はコーティング剤ではないので、歯ブラシでとれてしまうことはありません。

歯のエナメル質の中に成分が取り込まれるので、

こすってもとれないのでご安心下さい。

 

私たちの歯は「ハイドロキシアパタイト」と呼ばれる物質で構成されています。

フッ素が歯に作用すると、歯質は「フルオロアパタイト」という

非常に安定した結晶構造に変化し、

歯質が強化され酸に強くむし歯になりにくい歯になります。

 

その他にもフッ素は、

溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンを歯に戻す「再石灰化」を促進して

歯を修復する手助けをしてくれるはたらきがあります。

また、むし歯菌が作り出す酸の産生能力を抑制し

菌の活動を低下させる効果もあります。

 

 

 

私たち歯科衛生士が

患者さまのメンテナンスの仕上げとして、最後に塗っているフッ素は

「歯科医院専用」の高濃度のフッ素になっております✨(*^^*)

 

日頃のセルフケアとしての

当院おすすめのむし歯予防のための歯磨き粉

「チェックアップスタンダード」は

フッ素1450ppm

フッ素濃度が高くフッ素の停滞性も高く改良された歯磨き粉です。

低発泡・低研磨のため、歯に優しく長時間のブラッシングが可能です。

 

フッ素は魔法の薬ではないので、

「フッ素を塗っているから、あとは何もしなくても大丈夫!」

というものではありません。

定期検診や歯のクリーニングをして、

自分でもきちんと歯みがきをした上で、

さらにむし歯のリスクを減らすために利用するもの、それがフッ素です。

 

みなさんもフッ素を上手に活用して、むし歯になりにくい強い歯を作っていきましょう☆

 

 

 

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