妊婦中のお口の健康について

スタッフブログをご覧の皆さんこんにちは！蕨歯科クリニック、歯科助手の伊藤です。最近暖かい日も増えましたね！先日飼ってるわんちゃんのお散歩中に近所の桜の木が満開になっていて嬉しくなりました！時間がある時にお花見もしたいなと思ってます♫

さて今回のブログでは妊娠中のお口の中の健康に関してお話していこうと思います！突然ですが皆さんは妊娠中にお口の中に現れやすい症状をご存知ですか？

◎歯肉炎
妊娠中はエストロゲン(女性ホルモン)の増加や内分泌の変調により歯肉が赤くなり、腫れやすくなります。時に歯肉から出血することもあります。

◎歯肉種(エプーリス)
歯肉炎の症状が進行すると、お口の中に増殖性の腫瘤ができることがあります。出産後に消失することもありますが生活に支障がある場合は切除します。

◎むし歯(う蝕歯)
妊娠すると以下の理由でむし歯になる危険性が増加します。
①口の中の唾液が酸性になり粘りっこくなる。
②つわりなどで食事の回数が増えて、口の中が汚れやすくなる。

お母さんの歯とお口の健康はお子様にも影響を与えます。産まれてくるお子様のためにも、歯とお口の健康を心がけましょう！いずれも口腔内の清掃、プラークコントロールで十分に予防できます！ バランスの良い食事を摂り、常にお口の中を清潔にしておきましょう。

歯科クリニックに受診する場合は必ず妊娠していることを歯科医師に伝えてから診療を受けてください。妊娠中の治療で最適な時期は妊娠4ヶ月～7ヶ月の間です。この時期はいわゆる安定期になるので、一般的な歯科治療を行うことができます。ただ長時間仰向けの状態が続くと体の負担にもなるので、担当の歯科医師や歯科衛生士に気分が悪くなったら、すぐに伝えて休み休み行ってもらうようにしてください。

蕨市では1年を通して蕨市妊婦健診を行っております。出産前にお口の中を1度チェックする良いタイミングですので、是非利用してみてください。検診の内容はレントゲンなどは撮影せずに歯科医師が視診でむし歯のチェックをします。その時今のお口で気になることがあればご質問ください。

当日は検診のみになりますので、歯石除去などご希望をされる方は後日のご案内になることをご了承ください。保険証を持ってきていただけているとその場でカルテをお作りし、次回のご案内もスムーズになりますのでお持ちいただければと思います！ご予約の際は妊娠週数を事前にお伝え頂き安定期での受診をオススメします。

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