酸蝕歯(さんしょくし)について
投稿日:2026年8月3日
カテゴリ:スタッフブログ

スタッフブログをご覧の皆さま こんにちは。蕨歯科クリニック アシスタントの小林です。
湿度だけでこんなに違うのかという暑さを日々感じています。
猛暑日よりも更に暑い酷暑日もすでに今年登場していますので引き続き熱中症に注意しましょう。
今回は酸蝕歯についてお話させていただきます。
まず酸蝕歯とは酸によって歯の表面のエナメル質が溶けている状態のことです。
症状が進行すると歯がしみたり、歯が薄くなっていることで欠けてしまうこともあります。
歯が溶けるということだけでいうと、むし歯と酸蝕歯は何が違うのでしょうか。
まずむし歯はむし歯菌が出す酸で歯が溶けていきます。
歯の間や詰め物の境目などプラークが溜まりやすい箇所がむし歯になるように
部分的に溶けている状態です。
酸蝕歯は身近な食べ物、飲み物で歯が溶けてしまうためお口の中の広範囲に及びます。
むし歯菌がいないコントロールされたお口の状態でも、
日頃の習慣によっては歯が溶けてしまうのが酸蝕歯です。
健康のためにとお酢を毎日摂る方もいらっしゃるかと思いますが、
長年酢の物を上下の前歯ですするように召し上がっていたことで
エナメル質が薄くなり歯が溶けてきたという実例もあります。
酸っぱいものだけが酸性度が高いわけではなく、夏場は美味しく感じる炭酸飲料や
水分補給としてはとても重要なスポーツドリンクも
歯を溶かす酸性度としては高い数値になります。
予防としては酸性度の高いものを毎日、高頻度でなおかつ時間をかけて摂取しないことです。
ダラダラ飲んだり食べたりすることによって、酸が歯に付着している時間も長くなり、
唾液による酸を中和してくれる効果も期待できなくなります。

就寝時は特に唾液量も減りますので、くいしばりがある方は
歯が酸で弱い状態のところに力がかかることで歯が欠けるリスクも高まります。
良かれと思ってやっている習慣があだになってしまうのは残念なことです。
ぜひ酸蝕歯を防ぐ習慣の参考にしてみてください。
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